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PRESS RELEASE 10. 11. 2017
落合陽一率いるピクシーダストテクノロジーズ株式会社、第三者割当増資およびNEDOのSTS事業採択を通じ、総額6.45億円の資金調達を実施し、新体制を構築。

ピクシーダストテクノロジーズ株式会社 (本社:港区赤坂、代表取締役:落合 陽一、以下 Pixie Dust)は、ベンチャーキャピタル、事業会社を引受先とした第三者割当増資、および国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施する平成29年度「研究開発型ベンチャー支援事業/シード期の研究開発型ベンチャー(STS)に対する事業化支援」に採択されることにより、総額6.45億円の資金調達を実施いたしました。併せて取締役 COOとして、本資金調達に尽力した村上泰一郎を迎えたことをお知らせします。
今後、空間焦点型超指向性スピーカー「Holographic Whisper」をはじめ、その他、計算機ホログラフィック波動形成技術を応用した商品の社会実装についてさらに加速して行きます。

 
 

▪資金調達について

1.本資金調達の目的
Pixie Dustは、2015年の米国法人設立以降、音/光/電磁波等あらゆる波動を用いた場の制御および視聴触覚表現の3次元化に係る研究開発を行ってまいりました。この度の増資含む資金調達により、筑波大学Digital Nature Groupと共同研究契約の締結、またプロダクト/ビジネス開発人材および投資の拡充を行います。これによりアカデミックの研究開発から連続的に技術シーズを生み出し、ビジネス開発による事業化までつなげていく一貫した体制及び経営基盤を構築し、計算機波動制御技術によるあらゆるユーザー体験の3次元化についてのBtoBサービス提供および商品化などを大きく加速させていきます。

 
 

2.本第三者割当増資の引受先
・インキュベイトファンド(東京都港区、代表パートナー:赤浦徹、本間真彦、和田圭祐、村田祐介)
・凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾)*
・合同会社ハーティス(東京都品川区、代表:孫泰蔵)
・株式会社ワタナベエンターテインメント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:渡辺ミキ)
*凸版印刷株式会社とは資本業務提携を締結し、共同研究および共同事業を始動

 
 

3.採択された助成事業および助成内容
今回採択された助成金は、NEDOが、具体的な技術シーズを活用した事業構想を持ち、認定VCより、NEDOに申請する助成金の1/3以上の金額の出資を受ける「シード期の研究開発型ベンチャー」(「Seed-stage Technology-based Startups」。以下、「STS」という。)に対し助成を行うものです。
採択された助成事業および助成内容は以下のとおりです。
・助成事業の名称: 波動コントロール技術による焦点スピーカー及び派生製品の開発
・事業期間:交付決定日〜2018年2月末日
・助成率:助成対象費用の2/3以下
・助成額:7,000万円まで

 
 

▪新取締役就任について

本資金調達に尽力した元アクセンチュア 戦略コンサルティング本部の村上泰一郎が、新たに取締役COOに就任いたしました。

 
 

▪新取締役 村上 泰一郎 略歴
村上泰一郎 Taiichiro Murakami
1985年生まれ、東京大学工学部マテリアル工学科卒業後、同大学院にてバイオマテリアルを専攻、2010年東京大学大学院修了、修士(工学)。その後、アクセンチュア株式会社 戦略コンサルティング本部にて、R&D戦略/デジタル化戦略/新規事業戦略/JV設立支援等を中心に、テクノロジーのビジネス化を支援。また同社在職中にベンチャー技術の評価と大企業への橋渡しを行う新組織(Open Innovation Initiative)、およびイノベーション拠点(Digital Hub)の立上にも参画。その後外資系VCの日本支社立上や技術ベンチャー支援等を行った後、弊社COOとして参画。一般社団法人未踏エグゼクティブアドバイザーを兼任。

 
 

▪現在事業化を推進している技術/プロダクト例

・Holographic Whisper
多数の超音波振動子を個別に適切な時間差で駆動することで空中に超音波焦点を形成し、その焦点でのみ可聴音を発生させる技術。何もない空中に点音源を自在に配置することが可能。
・Aerial Light Field
メタマテリアル光学系を用いることで、広視野角の透過型HMD・HUD等空中映像投影および撮像を可能にする技術。
・Leaked Light Field
表面の材質をガラスやプラスチックだけでなく、木材や石材、鏡などほぼすべての材料に展開することができる新しいディスプレイ形成技術。
・LeviFab
磁力を用いた物体空中浮揚技術。バランシングアルゴリズムにより、自由な形状の物体を浮揚させることができる。

 
 

▪ピクシーダストテクノロジーズ株式会社のミッション

情報化時代において、デバイスが人の能力を拡張することが当たり前になってきました。我々は、そういったデバイス中心ではなく空間中心のビジョンやソフトウェアによる実空間制御手法の産業化および産学連携を推進するために弊社を立ち上げました。
社名の Pixie Dust Technologies とは直訳で魔法技術を意味し、魔法のように生活に溶け込むコンピュータ技術を開発していくことを表しています。コンピュータが自在に操作できる「実空間」が体験を向上させる、我々はそのため音、光、電磁波、デジタルファブリケーション、人工知能技術の開発によって空間や物性を制御し、機械知能と人間知能の連携を促進することで人類社会の貢献に努めて行きます。

 
 

▪会社概要

商号   : ピクシーダストテクノロジーズ株式会社
代表者  : 代表取締役 落合 陽一
所在地  : 東京都港区赤坂1丁目12番32号
設立   : 2015年1月(米国法人設立。その後2017年5月に日本法人化)
事業内容 : 波動工学、デジタルファブリケーション、人工知能技術を用いた空間開発事業
URL : http://pixiedusttech.com/

 
 

▪代表取締役略歴

落合陽一 Yoichi Ochiai
1987年生まれ、2015年東京大学大学院学際情報学府博士課程早期修了、博士(学際情報学)。その後、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社創業、フェーズドアレイ技術やデジタルファブリケーション技術の開発に関わる。2015年より筑波大学図書館情報メディア系助教 デジタルネイチャー研究室主宰。機械知能と人間知能の連携について波動工学やデジタルファブリケーション技術を用いて探求。2015年より、一般社団法人未踏 理事、一般社団法人バーチャルリアリティコンソーシアム理事。2017年より筑波大学 学長補佐、大阪芸術大学客員教授、デジタルハリウッド大学客員教授。受賞歴として、IPA認定スーパークリエータ・天才プログラマー(2010年)、ワールドテクノロジーアワード(2015年)、プリアルスエレクトロニカHonorary Mention(2016年)、グッドデザイン賞(2014年、2015年)、経済産業省Innovative Technologies賞(2014年、2015年、2016年)、ザンガレンシンポジウム 明日のリーダー200人、ベストナレッジプール40人に選出(2017年)、文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品:アート部門/エンターテイメント部門(2017年)など。

 
 

▪本件に関するお問い合わせ先

企業名:ピクシーダストテクノロジーズ株式会社
担当者名:落合陽一、村上泰一郎
Email:info@pixiedusttech.com