コンピュータ技術環境の変化によって世の中にデータが溢れ、私たちの生活や体験が変わりつつあります。スマートフォンやVR装置を使ってコミュニケーションし、 紙の地図ではなくGPSを頼りに目的地を目指すようになり、駅の改札をタッチで通過し、家には掃除ロボットが掃除している、そんなふうに機械に囲まれて生活することが当たり前になってきました。こうした人の行動変容を生んでいるのは、計算機上のデータそのものだけではなく、リアルとデジタルを繋ぐ計算機インタフェースであり、メディア装置に由来するところが大きいと我々は考えています。
新たなメディア装置がただ発明されるだけでは行動変容は起こりません。そういったメディア装置を用い、私たちが直面するさまざまな社会課題を解決するためには、技術的イノベーションが持続的に発生し、芽吹き、育ち、人と計算機の共生関係をより強固にしていくための「孵卵器たるシステム」が必要だと考えます。
そこで、ピクシーダストテクノロジーズ(PXDT)は、人類と計算機の共生ソフトウェア基盤たる仕組みを構築し、自治体や企業とのオープンイノベーションを促進します。また、大学等と連携することによりアカデミア発技術を社会の課題・ニーズと結びつけ、ビジネスによる価値創造を行い、連続的に社会実装していくことを目指します。
【Main office】3F,4F,Sumitomo Fudosan Suidobashi Nisiguchi Bldg, 2-20-5, Kanda-Misakicho, Chiyoda-ku, Tokyo
【Laboratory】Technotope 3022-1,Itabashi, Tsukubamirai-shi, Ibaraki
Yoichi Ochiai,Taiichiro Murakami
Establishment 2017.5.10