Forum Report 2020. 11. 9「コロナ禍によるコンビビアリティの低下、新しい潮流」

2020年11月9日に、「コロナ禍によるコンビビアリティの低下、新しい潮流」をテーマとしたフォーラムを開催しました。

Guest Speakers

■KEYNOTE-1 Yoichi Ochiai

弊社CEO 落合からは、ニューノーマルというビジョンを元に前回のフォーラムの議論からから、「身体接触・物理的な空間の共有が少なくなったことによる自立共生(コンヴィヴィアリティ)の落ち込みが、メンタルヘルス含むプラス/マイナス両面で様々な社会変化を引き起こしている」という仮説が語られた。デジタル領域やリアル領域で生まれている新しい取組みの価値創出と課題についてを提示した。

■KEYNOTE-2 Anju Ishiyama

石山様に「シェアリングエコノミーの最新動向」についてお話しいただいた。ご自身が実践している約100人のクリエイターと家族としての自立共生組合的な共同体での生活、そして大分と東京での2拠点生活についてご紹介頂いた。また、シェアリングエコノミーにより、つながりやいきがいの創出、分散型ライフスタイルの促進がなされ、コンヴィヴィアリティと親和性が高いと語った。最後に、「コロナによって不振の拡大が起きている中、どうやって信頼を得るのか?」という問いかけをした。

■PANEL DISCUSSION-1                    Ataka Kazuto, Anju Ishiyama, Takeshi Kobayashi, Yoichi Ochiai

落合、石山アンジュ様に加え、安宅様及び小林武史様を交え、「コンヴィヴィアリティの低下と新しい潮流についてのまとめ」というテーマのパネルセッションを行った。
「コンヴィヴィアリティが保たれているところはどこ?」「Publicな空間での集団性の低下は、不振の広がりからきたもの」「デジタルをタッチポイントとした結びつきについて」などを議論した。

■PANEL DISCUSSION-2                     Ataka Kazuto, Anju Ishiyama, Takeshi Kobayashi, Yoichi Ochiai

パネルセッション1に続き、「取り組むべきアクションとは」をテーマに議論した。
会員企業の方々からのいくつかのの質問に回答しつつ、「コンヴィヴィアリティを取り戻す方法は?」「新しいコンヴィヴィアリティはどこから生まれる?」などのディスカッションが展開された。

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