Forum Report 2021. 7. 19「デジタルと身体性」

2021年7月19日に、「デジタルと身体性」をテーマとしたフォーラムを開催しました。

Guest Speakers

■KEYNOTE-1 Yoichi Ochiai

弊社CEO落合は、「デジタルと身体はどのように変換するのか?」、「デジタルにおける身体性とは何か?」、「そこにおける祝祭や自立共生とは何か?」と問いかけた。「東京オリンピック開催に際し、オリンピックやそのまわりに纏わるレガシーを復習したり、多様性や日本社会にとって何があったのかを考えていきたい」と提起した。

■PANEL DISCUSSION1                   Kazuto Ataka, Yuki Ota, Yoichi Ochiai

「オリンピックレガシーの復習」をテーマにセッションを行った。国際オリンピック委員会(IOC)の選手委員選挙に立候補中の太田様は、選挙活動についてや今回と以前のオリンピックと違う点について語った。また、応援するレガシーや失敗の本質、コロナ×スポーツについて議論した。「デジタル空間で様々な身体性を伴うサービスが出てきたときに、空間や素材なども含め、現実空間と「同じである事」の意味は変わっていくでしょうか?」などの会員企業様からの質問に各パネリストが回答した。

■RESEARCH PRESENTATION Takayuki Hoshi

弊社と筑波大学の特別共同研究事業「デジタルネイチャー推進戦略研究基盤(DNGP)」からの最先端の研究「Drone Badminton」について、弊社CRO、共同創業者の星より紹介した。ドローンを球として用いた弱視の方向けの競技の研究で、ルール作りやデザインの探求の難しさなどを語った。

■PANEL DISCUSSION2                   Kazuto Ataka, Yuki Ota, Yoichi Ochiai

「オリンピックの今後の日本社会への影響」をテーマにセッションを始めた。「無観客で開催される中、どう応援すれば日本は盛り上がれるか?」、「オンライン観戦で友人と一緒に盛り上がるには?」について議論を交わした。また、「非対面コミュニケーションで信頼関係を築くには?」、「フェンシングでデジタル活用をしているように、どのようなテクノロジーを用いて活性化が見込めるか?デジタルを活用している他のスポーツは?」などの会員企業様からの質問に各パネリストが答弁した。

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