Kick-Off Forum Report 2019. 5. 31

Pixie Nest設立にあわせ、2019年5月31日に、キックオフフォーラムを開催し、参加組織の交流を行いました。

Guest Speakers

Opening Talk Taiichiro Murakami

COO 村上

オープニングトークとして、弊社COO 村上が、Pixie Nestの設立の経緯や狙い、当日ご出席いただいた協賛企業の紹介を行い、また、「ピクシーダストは「アカデミック発の知を連続的に社会実装する仕組みを作る」会社であり、ピクシーネストはこの取組を拡張したもので、パートナー組織と連携しながら、さらに課題ドリブンで加速させる」と語った。

KEYNOTE-1 Yoichi Ochiai

弊社CEO 落合からは、具体的に、日本が直面している社会課題や、それら課題に対してのピクシーダストテクノロジーズによる取組(SOUND HUG プロジェクト等)が紹介された。また、ピクシーダストテクノロジーズが大事にしているアプローチとして、アカデミックな研究と現場の課題を近づけること、それをエンジニアがクイックなプロトタイピングのPDCAを回すこと、これらを一気通貫にして、課題を解くことの重要性を語った。

CEO 落合

KEYNOTE-2 Kazuto Ataka

KEYNOTE-2 Kazuto Ataka

安宅様のキーノートは、日本の産業/科学技術の競争力の低下と、その原因としてのR&D投資の少なさについての問題定義から始まり、「①未来にかけられる国になっていない」、「②必要な人材が全く刷新されていない」、「③都市セントリックな未来以外の選択肢を生み出せていない」という三つの切り口で、その要点を語られた。最後に、「僕らはどんな未来をこれからの世代に残したいのか?」という問い掛けと共に、「Pixie Nestを通して多くの未来が作られることを期待している」との声援をいただいた。

PANEL DISCUSSION

Ataka Kazuto, Yoichi Ochiai, Syoko Takahashi, Yutaka Matsuo

落合、安宅様に加え、高橋祥子様(株式会社ジーンクエスト 代表取締役、株式会社ユーグレナ 執行役員バイオインフォマティクス事業担当)及び松尾豊様(東京大学大学院 工学系研究科 教授)を交え、「テクノロジーの社会実装による課題解決と価値創出」というテーマのパネルセッションを開催しました。学術界、産業界、の両方で活躍する4名の実体験に基づく、生々しい話に会場は大いに沸きました。「起業マインドはどうして生まれるのか」、「テクノロジーで成功するために重要な素質や要素は何か」、「適度なプレッシャーの中で能力を発揮させる環境が重要である」といった濃密なディスカッションがノンストップで展開された。

Ataka Kazuto, Yoichi Ochiai, Syoko Takahashi, Yutaka Matsuo

NETWORKING PARTY

© Pixie Dust Technologies, Inc.