ピクシーダストテクノロジーズ 株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役会長CEO 落合陽一、代表取締役社長COO村上泰一郎、以下「PxDT」)と東武タワースカイツリー株式会社(本社:東京都墨田区、社長:新家 章男)は、東京スカイツリー®において、2024年11月11日(月)~2025年3月31日(月)の間、「VUEVO Display(ビューボディスプレイ)」を活用した、海外のお客さまとの対話における、円滑なコミュニケーションツールとしての有効性を検証する実証実験を実施します。「VUEVO Display」を活用した多言語対応の実証実験は、観光施設として初めての取り組みとなります。
「VUEVO Display」は、PxDTが独自で開発したワイヤレスアプリケーションを用いて、高精度で約100ヵ国の多言語翻訳とリアルタイムの字幕表示が可能です。本実証実験では、東京スカイツリー4階チケットカウンターを中心に「VUEVO Display」を設置し、外国人来場者が母国語で話していただくことで、スムーズでストレスを感じさせない自然な対面コミュニケーションを通じて、円滑な案内を行えるサービスを目指します。
背景
・2024年1月~9月までの訪日外客数は累計で約2690万人となり、9月時点で前年の年間累計である約2510万人を上回る推移となっています。(注1)
・東京スカイツリーにおける外国人来場者数は2023年度で約127万人となり、年間で初めて100万人を超え、全体に対する比率は28.3%となりました。2024年4月~9月の外国人来場者数は約86万人(来場者比率は36.2%)となり、2023年度を上回る推移でご来場いただいています。
・東京スカイツリーの多言語対応可能スタッフは英語を中心に全体の約30%が在籍しています。\
一方で東京スカイツリーの国別来場者数の上位には中国、ドイツ、フランス、インド、ブラジルなどの「非英語圏」のお客さまにもご来場いただき、様々な言語でお客さまとのスムーズなコミュニケーションが求められています。
注1 JNTO訪日外客数(2024年9月推計値)
「VUEVO Display (ビューボディスプレイ) 」を用いた実証実験の概要
検証期間:2024年11月11日(月)~2025年3月31日(月)
設置場所:東京スカイツリー 4Fチケットカウンター 他
設置台数:1台
検証内容:海外のお客さまとの対話における、円滑なコミュニケーションツールとしての有効性を検証します
<対応の流れ>
1)カウンターに置かれた言語選択案内からお客さまが希望言語を指差しで選択し、カウンタースタッフが機器の言語設定を操作。
2)専用マイクに向かいお客さまが選択した言語で話した内容が、透明ディスプレイに表示され、日本語に翻訳される。
3)カウンタースタッフが日本語で話した内容も同様に、お客さまの選択した言語でリアルタイムに翻訳されて透明ディスプレイに表示される。
検証項目:1)海外のお客さまと当社スタッフ双方でスムーズなコミュニケーションが図れるか検証
2)「VUEVO Display」のオペレーションがスムーズに対応できているか検証\
△VUEVO Displayを活用したお客さまとの対話(イメージ)©TOKYO-SKYTREE
「VUEVO Display(ビューボディスプレイ)」とは
「VUEVO Display」は、PxDT独自開発のワイヤレスマイクと専用アプリケーションを用いたサービス「VUEVO」で培った技術と多言語翻訳機能・透明ディスプレイを組み合わせ、会話の字幕をリアルタイムで透明ディスプレイの両面に表示することができます。透明ディスプレイの両面に字幕が表示
されるため、対面でのコミュニケーションを円滑に進めることができます。
https://vuevo.net/
©TOKYO-SKYTREE
本件に関するお問い合わせ
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社 広報担当
お問い合わせ:https://pixiedusttech.com/contact
*VUEVO Display及び関連するロゴは、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社の商標又は登録商標です。
- 記載されている会社名、ロゴ、システム名、商品名、ブランド名などは、各社の商号、登録商標、または商標です。