ピクシーダストテクノロジーズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:落合 陽一、村上 泰一郎以下「PxDT」)は、2024年1月9日~12日に米国ラスベガスにて開催されたCES 2024に、ガラスと調和する透明吸音材「iwasemi™ RC-α」を出展し、特に評価の高い商品に贈られる「CES 2024 Innovation Awards」を受賞いたしました。受賞を記念して、従来の期間限定キャンペーンを延長し、よりお得なキャンペーンを開始いたします。
キャンペーン概要
この度、「CES® 2024 Innovation Awards」受賞を記念し、「iwasemi™ RC-α」及び「iwasemi™ SQ-α」の導入支援キャンペーンを2024年1月17日より開始いたします。このキャンペーンでは3会議室分以上を導入いただく場合には、導入枚数の半分を無料といたします。
期間:2024年1月17日(水)~3月末日※
内容:「iwasemi™ RC-α」及び「iwasemi™ SQ-α」を3会議室分以上を導入いただくお客様には当社にて導入枚数の半分を無料といたします。
※実施期間は2024年3月末までに設置が完了する案件に限らせていただきます。
※会議室の大きさに応じた最適枚数及び見積金額は弊社にて算出いたします。
キャンペーンの適用は、弊社のお見積に同意頂いたお客様に限らせて頂きます。
※レイアウトデザイン及び設置費は別途協議とさせていただきます。
※会議室の大きさに応じた最適枚数及び見積金額は弊社にて算出いたします。
「iwasemi™RC-α」シリーズ導入支援キャンペーン利用例と導入企業様の声
事例1:
トヨタコネクティッド株式会社様
コメント:
これまでガラスに貼れる吸音パネルは存在しなく対策に悩んでいたが、
iwasemi RC-αはガラスに貼れる且つユニットが小さくデザインを自由に組めるため、
オフィス空間の意匠を崩さずにガラス張りの会議室の音対策をすることができました。
設置後は会議室内の反響音も気にならなくなり、対面での会議はもちろんWeb会議もしやすくなっております。
事例2:
東京ミッドタウン八重洲様
コメント:
イノベーション共創空間(ビジネスラウンジ)の中にある個室会議室内においてiwasemiを導入させていただきました。
特定企業だけが利用する空間ではない為、会議室内の声が外漏れないことが重要なのですが、
高い吸音性能のおかげで、素晴らしい音響環境の下、スムーズなコミュニケーションが生まれています。
また、デザイン性も高く、空間の質感が向上しました。
iwasemi™とは
iwasemi™(イワセミ)は、音響メタマテリアル技術にPxDT独自の吸音設計技術を応用することによって開発された吸音材です。iwasemi™吸音材には下記の3つの特徴があります。
1. 吸音周波数特性の柔軟性
グラスウールなどの素材を用いた一般的な吸音材は、原理的に高帯域に行くにつれ吸音率が上がる性質をもっています。一方、iwasemi™は特定の周波数帯のみ吸音率が上がる性質、低帯域から高帯域まで万遍なく高い吸音率を示す性質など、適用シーンに応じた柔軟な吸音周波数特性を実現することができます。
JIS A 1405に従い垂直入射吸音率をPxDTにて測定
2. 高い吸音率と薄型化の両立
一般的な吸音材で吸音率を上げるためには、吸音材を厚くする必要があります。
一方、iwasemi™では吸音材を厚くすることなく、吸音率を上げることができます。つまり、一般的な吸音材と同等の吸音率を保ったまま、薄型化を実現することができます。
3. 素材の選択自由度と加工自由度の高さ
一般的な吸音材は、グラスウールなどの多孔質構造です。そのため、意匠性や強度が制限されます。
一方、iwasemi™は、共鳴構造を採用しているので、様々な素材(例えば、ABS(写真:左)、ステンレス鋼(写真:中央)、アクリル(写真:右))を用いて、高い吸音率を実現することができます。それにより、透明色を含むカラーバリエーション、表面処理によるテクスチャ表現、といった意匠性を考慮した吸音材や、強度の高い吸音材を実現することができます。また、吸音材を応用製品と一体に成形することもできるので、応用製品の強度向上・軽量化に寄与することができます。
(左)ABS製 /(中央)ステンレス鋼製 /(右)アクリル製
関連記事:https://pixiedusttech.com/technologies/iwasemi/
空間に溶けこむ閑かさを「iwasemi™ RC-α」
「iwasemi™ RC-α」は、ガラスに貼れる吸音材です。透明な吸音パネルは世界的にも類を見ず、音響メタマテリアル技術と独自の設計技術で開発に成功しました。
原材料にはプラスチックを使用しており、ガラスに馴染む高い透明度を実現したことでガラスの解放感と意匠性をそのままにワークスペースの音の問題を効率よく解消します。また、人の声に特化した吸音構造によりガラス空間につきまとう反響音を抑制すると同時に、タイルの用に様々なレイアウトパターンを作ることができます。本体表面のゆらぎ形状は目隠し機能を持ち、吸音だけではなく会議室のプライバシー対策としても活用が可能です。植物由来のバイオエンジニアリングプラスチックを使用し、環境負荷の低減に貢献できるメリットもあります。
関連記事:https://pixiedusttech.com/product/iwasemi/rc-a/
目を惹き、音を引く空間へ 「iwasemi™ SQ-α」
「iwasemi™ SQ-α」は、硬質で塗装ができる、新しい意匠表現を獲得した吸音材です。
「iwasemi™ RC-α」同様に、音響メタマテリアル技術を応用しており、高い意匠性と吸音性能を有しております。「重厚感を持たせたいたい」「デザインにアクセントを持たせたい」場合に、音環境を改善するとともに意匠性においても理想のオフィス環境を叶えられます。
関連記事:https://pixiedusttech.com/product/iwasemi/sq-a/
CES 2024について
1967年から続くCESは、かつては家電製品主体の展示会でしたが、今では世界最大級のテクノロジーイベントとして毎年1月に米国・ラスベガスで開催されます。
2024年のCES Innovation Awardsは3000製品以上が申し込まれ、その中で受賞製品は522製品でした。
オフィシャルサイト:https://www.ces.tech/
名称:CES 2024
会期:2024年1月9日(火)~1月12日(金)※米国時間
展示場所:米国・ラスベガス Venetian 1F Eureka Park Booth7
音響メタマテリアル技術とは
メタマテリアルとは、波長以下の微細な周期形状を物質に付与することで、自然界にはない振る舞いをする人工物質の総称です。音波の分野へこの概念を適用することにより、自然界にはない音響特性を持った物質を生成する技術が音響メタマテリアル技術です。
参考:音響メタマテリアル市場動向
音響メタマテリアル技術は、軽量・薄型の素材で任意の防音性能を持たせることが可能なため、空調、建材、什器、鉄道、工事、自動車、航空・宇宙、家電、産業機器など様々な分野における活用が見込まれており、2023年の日本国内における音響メタマテリアルの市場規模は約17億円が見込まれております。
また、2035年の市場規模は561億円に上ると予測されており、今後は建築、自動車、航空・宇宙、医療機器の分野における採用が予想されています。
(参考:株式会社富士経済 『次世代防音材として期待される音響メタマテリアル市場を調査 』
本件に関するお問い合わせ
ピクシーダストテクノロジーズ株式会社 iwasemi事業部担当
TEL:03-6910-3040 MAIL:support_iwasemi@pixiedusttech.com
iwasemi 2024 PR事務局(プラチナム)担当:堀川・鈴木・澤田・渡邊・濱崎
TEL:03-5572-6071 MAIL:iwasemi_2024@vectorinc.co.jp
携帯:050-5475-4043(堀川)
*iwasemi及び関連するロゴは、ピクシーダストテクノロジーズ株式会社の商標又は登録商標です。